最近読んだ本の中で一番「これは!」と思ったし、実際に効果を実感できているので気合を入れてご紹介。
はじめに言っておくと、僕は4年前くらいからうつで落ちたり上がったりを繰り返しているのですが、ここ最近はこの本に書いてあるようなことを実践して、ホントに調子が良くなってます。まあ他に色々要因はあるかもですが。
青春出版社
売り上げランキング: 489
この本で紹介しているオーソモレキュラー療法の創始者の一人である、カナダの精神科医エイブラム・ホッファー博士は、わたしが彼のクリニックに見学に行ったとき、すべての患者さんに、「あなたは、いままで何を食べてきましたか?」とやさしく問いかけていた。
P6
要は食生活がもろにうつに関わってきますよ、というお話。
目次
第1章 「うつ」の95%は脳の栄養不足!?
第2章 心をつくる脳の仕組み
第3章 栄養療法で心が元気になるメカニズム
第4章 心のトラブルを引き起こす5つの栄養欠損
第5章 今日から実践!「うつ」にならない生き方
以下、ビビっときたところを引用しながら。
身体も心も栄養がつくっている。まずここが出発点となる。
P56
栄養療法の考え方はまったく違う。セロトニンの材料となる栄養素、たとえば、アミノ酸や鉄、亜鉛、ビタミンB6などを身体に取り入れることによって、セロトニンそのものを増やすのである。だから、一般の治療とは逆の現象が起きる。薬の効きがよくなり、スムーズに量を減らすことができるのだ。
P29
神経伝達物質の元になる栄養素を取りましょう。
また、甘い物が好きで、米やパンなどを多く食べる食習慣で、うつ症状が出ているという人がいる。
P31
この本の中では「炭水化物」は敵です!これは一時期はてブで話題になってた20年来のつらさがほぼ消えたことについてと同じ感じ。
「うつ症状を助長する」とも書かれていたり。
しかし残念ながら、大豆などの植物性たんぱく質に含まれているトリプトファンは、動物性に比べて少ないのだ。
P45
炭水化物は減らした方がいいけど、たんぱく質は神経伝達物質の元になるからしっかり摂りましょう!という話の中で。植物性も良いんだけど…。
しかし、さらに有効なのは肉類をしっかり食べることである。肉類を控えることが健康法やダイエットの王道かのように宣伝されているが、それが誤った常識であることははっきりしている。もっと、堂々と肉類を食べていいのだ。
P45
やっぱ肉ですよ肉!肉を食べましょう!
神経伝達に変わる反応の初期段階に登場する補因子で、鉄と葉酸も見逃せない。とくに女性は不足しがち。それが原因で精神的なトラブルになっているケースは少なくない。また、葉酸についても、外国では葉酸を摂ることでうつ病が改善するという論文が、かなり発表されている。
P49
何気に鉄と葉酸も重要です。というか僕は鉄と葉酸を摂取するようにしたらかなり状態が良くなった気が。
GABA入り商品はそのまま脳に届くわけではなく、一度分解されて栄養素の形で脳に入り、再合成されるのだ。だから、GABA入り商品を食べたら、即効で脳内の神経伝達物質のバランスが整うとは考えられない。
P54
衝撃の事実!
つまり、カルシウムによって脳にスイッチが入り、神経伝達物質の放出に向けての回路が動き出すのだ。
P69
事実、卵とコレステロールの関係を調べたデータがある。養鶏農家の人たちのコレステロール値を測ったというものがそれである。おいしい卵をつくっている養鶏農家では、いつも食卓に新鮮な卵が並び、一日に平均2〜3個は食べているという。
これは一般的には「危ない食生活」「コレステロール値が上がる食生活」である。ところが、コレステロール値を測ってみたら、卵を控え「コレステロール値が上がらない食生活」をしている人たちと、なんら変わらないという結果になった、とデータは報告しているのだ。
P74
卵はプロテインスコア100の良質なたんぱく源です。コレステロール気にする人多いけど実は毎日2〜3個卵を食べても大丈夫だよ!
食事が心や脳にどれほどの影響を与えるかを示す好例がある。わたしの講演会で別の講演者が報告した、ある中学校のケースを紹介しよう。その中学校は食事指定校になり、給食を見直すことになった。そこで、栄養士さんが白米を玄米に替えることを提案した。提案は受け入れられ、給食で玄米を出すことになったのだが、その結果、すごいことが起きたのである。
それまでその中学校は荒れていて、ガラスは割られる、椅子は飛び交う、という状態だったのだが、玄米を取り入れてから次第に暴れる生徒の数が減り、平穏な空気に変わっていったというのだ。
P99
すごい…。
ひきこもり状態が、ビタミンB群の摂取で改善
P146
というような実例も紹介されていたり。
人間はすでに“甘い物”を知ってしまった。だからこそ、コントロールする必要がある。どうしても甘い物が摂りたければ、白砂糖をメープルシロップに変えたり、血糖値を上げない甘味料を使うといった“選択”をしてほしいのだ。
P180
とはいえ炭水化物摂らないってのもアレなので、炭水化物の摂り方を工夫しましょう!
こんなところでしょうか。
とにかく僕はこの本を読んでから自分の食事内容とか栄養状態を改善してみたんですが、これが驚くほど効果があった。
ちなみに具体的にやったことは以下のとおり。
- とりあえず炭水化物一極集中な食事を避ける
- 鉄剤(+葉酸)を飲むようにした(エミネトンという葉酸も入っている鉄剤)
- ビタミンB群&ビタミンCのサプリメントを摂取
- 亜鉛のサプリメントを摂取
→炭水化物を減らすというよりはおかずをいっぱい食べるイメージ。外食の場合はできるだけ定食にする。あと肉を積極摂取!
→B群は神経伝達物質の生成のために必要。Cを摂ることでストレス耐性を。
→亜鉛が低下すると意欲や性欲が低下する。
大したことはやってないんですが、これでホントに実感できる効果があったと思ってます。サプリとか何気に安かったし。
具体的には
- 以前より(何に対しても)意欲が向上した
- 眠気が少なくなった
- 精神状態のアップダウンがなくなった。安定してる
- 集中力がついた
といったところでしょうか。とりあえず凄い生活しやすくなりました。
ちなみに本には「神経伝達物質の合成過程」とかもわかりやすい図で書いてあります。必見。
ということで、この本はホントおすすめなので気になる方は読んでみるといいと思います!
青春出版社
売り上げランキング: 489
ちなみに著者の溝口徹さんのブログがありました。
オレンジページ
売り上げランキング: 17551









きちんと統計とって疫学になっていればよかったんだけど、結論ありきで話が進んでいるよね。
炭水化物大好きなので…
>とりあえず炭水化物一極集中な食事を避ける
ゆっくり検討したいと思います。
本も読んでみたいと思います。
ありがとうございました。
コメントありがとうございます。
引用に関して、作者の方に了解は得ておりません。
コメントありがとうございます。
そうですね。ただ、自分としては効果を実感できたのでこういった形で書いてみたという感じです。
コメントありがとうございます。
専門家でないので何とも言えませんが、さちさんの健康状態に問題がなければ大丈夫なのではないかと思います。
思い当たるふしなどがあれば本を読んでみるといいかもしれません。
ご参考まで。
著作権法の定めるところでは、正当な範囲の「引用」には、著者の了解など不要です。
この程度対策で効果が実感できるって、普段どれだけひどい食生活をしているかという裏返しだと思います。さすがに飢餓状態ではないと思うのですけど、たとえばビタミンB群の摂取で引きこもり改善ってそれはビタミン欠乏で元気が出なかっただけじゃね?とか言いたくもなる(笑)
たいへん興味深い内容でした。特に荒れている中学校のクラスが、給食を玄米に変えただけで静まったという実験には驚愕でした。
少し前にニュースになったモスキート音は環境管理なんて言われましたが、これは脳内管理とでもいえましょうか。でもこちらの方がはるかに平和的で健康的な解決ですよね。
東京のどっかの大学で学科がありましたよ。
私はゲーム会社で鬱な生活していましたがこれに似た生活に変えてからストレスに強くなったような気がしますよ。
へこむけど、0より下に行かなくなった感じですかね・・・
著者は違うけどやっぱりオーソモレキュラー療法を扱った別の本でも「肉をきちんと食べるのが良い」みたいな事書いてましたよ。
うちの60越えの父親なんですが、一年くらい前から肉を食うのをぴたっとやめたんですよね。
(「歳のせいか肉を食うと胃がもたれるようになった」とか言って)
で、家族の食事ではその父親の分だけまったく肉をいれずにしていたら、最近になって突然重いうつ病が発生して、寝たきりになってしまいました……。
それまでずっと健康で活発な感じだったのに、ある日を境に人が変わったように意欲がなくなって寝たきりになってしまったのに自分ら家族は戸惑ってます。
仕事や生活はストレスがたまるような感じではなかったので、やはり肉を絶ったのが原因かと。
ちなみに、肉を絶つなら絶つで、海苔や大豆など脳内セロトニンレベルを上げてくれる食品をきちんと取るべきだとも、先ほどの本には書いていました。
分泌量少ないとかありますよ。
たいして笑えません。
っていうか「食べたものが肉体や精神に影響する」ってのは別に最近になって考えられたのではなく、古くはインドのアーユルヴェーダなどでも実践されてきた事でしょ。
中国でも「医食同源」ってのあるし。
肉体に必要な要素が欠乏したら、肉体や精神に不調が発するってのは別に不思議な事ではないよ。
>神経伝達物質が減少するような食生活って、ほとんど飢餓状態ってことです。
カロリー高い食品だけ食って、ビタミンやミネラルを必要量摂取してない場合も「飢餓状態」ではないけど肉体や精神は不調になるよ。
おまけに最近の野菜は昔に比べてビタミンやミネラルの含有量が大幅に減ってきてるし。
あと、鬱を改善したけりゃちゃんと病院行ってちゃんと薬飲んだほうが早いんじゃないだろうか。
自分も、この本に書かれているような症状に悩まされていましたが、食生活を見直す事で大分改善されてきました。
全てのうつに当てはまるものではないけど、特に原因が見つからない、過剰なストレスの心当たりはないんだけど、うつと診断された場合は、この本を読んでみる事をオススメします。
精神医学否定の宗教であるサイエントロジーの一派なんですが
こんな風に持ち上げるのはいかがなものかと。
>とおりすがりの専門家さん
精神的な状態がよくないと「とりあえず食べれればなんでもいいやー」みたいな感じになって栄養とか全く考えてない時もあったので、ひどい食生活してたかもしれません。
→そのぶん実感があったのかも。
>Tommy
そうですね。まあ参考程度に!
>焼き鳥さん
ストレスに対して強くなる、というのは実感しますねー!
> さん
そういうこともあるのですねー。
>通りすがるさん
ご忠告ありがとうございます!
>○○こさん
なるほどなるほど。
> さん
同感です!
医食同源ってホントですね。今さら実感してます。
>名無しさん
病院に行って処方された薬を飲むのはもちろんですね。
ただそこからあまり良い方向に進まない方もけっこういらっしゃる気がします。
>通りすがり2さん
ですよね!思い当たる方にはホント読んで欲しいです。
>けっぱるさん
そうなんですね。
溝口さんに思い入れがあるわけではないのですが、個人的に効果を感じたので書いてみました。